Aug 31, 2010

水漏れを修理して管理人

405号室の住人で、管理人室に水漏れの連絡があった。私は、405号室に行ってみると、トイレ、蛇口から勢いよく水があふれ出ていた。慌てた様子の住民は、"どうすればよい"と叫んでいる。管理人室からの用具を持って来て、蛇口のナットを締めて、水漏れはぴったりだった。住民の感謝の声を聞いても、私は405号室を後にした。
今ウォーターサーバーは人気だと思っています。水道水は、環境ホルモンが含まれやすいため、浄水器やミネラルウォーターで、その心配を排除した時代から変化してきていると思います。その利点は、一つは、顧客にあるのではないでしょうか。ウォーターサーバー業者に要求している場合は、インストールから交換まで、すべてをしてくれるので、利用者は、ただのコックをひねるだけということが非常にいいと思います。
サエクコマースからSHUREのSEシリーズ対応のイヤホン交換ケーブルSHC-100FSがリリースされた。黒い左右独立ツイストペアケーブルで、見た目の高級感にはとぼしく、ルックス的にはグレードアップを図ったものとは思えないルックスが、むしろいじらしい。

◆SAEC(サエク)SHC-100FS画像

ケーブルをグレードアップすると、往々にして粒立ちがよくなり音の鮮度が上がるというイメージがあるので、試聴には、音数が多くリミッターばきばきのサウンドではなく、楽器の音ひとつひとつが分離良く余白に各々のリバーブ成分がきっちり付加されているような作品を選択。リファレンス作品として6月22日発売の2011リマスターが施されたクイーン『世界に捧ぐ』を用いてみた。このアルバムは、ドラムとベースが非常にタイトであること、空間が活かされたアレンジが多いこと、多重録音の重厚さとシンプルなアンサンブルのメリハリがしっかりしていることから、音の情報量変化によるサウンドの変化がつかみやすいとの判断だ。

耳にはめているのはSHUREの末っ子SE215。市場価格1万円を切る価格で販売されているモデルに、1万円以上のケーブルをふるまうという、一般常識人には理解不能なシチュエーションだが、このモデルでリケーブルの恩恵がどれほど感じられるかが、重要なポイントだ。おそらくバランスドアーマチュア型の上位モデルであれば、さらに顕著な結果となるのは容易に想像が付く。

さて結論だが、正直S/N比や帯域の拡張といった点においては、私の耳には分からなかった。ノイズが減ったわけでもないし、超低域が出てきたとか超高域がはっきり聴こえるようになったという自覚もないので、聴感上の変化はなしというのが、正直な感想だ。

しかし、圧倒的な違いは、全体を覆う空気感の変化である。明らかに空気の透明度が上がり、鮮度がぐっと高まる。全ての焦点がきっちり合うとでも言えばいいのか、クリアさがひとつ抜けてくる。よく言われる“薄皮を一枚剥がした”ような状態で、微細なリバーブの消え入りそうな部分までディテールが綺麗なので、音が鳴るステージが一回り大きくなる。東京のビルの間に吹きだまる淀んだ空気と、草原を駆け抜ける爽やかな風のような違いがあり、そこに乗るサウンドの美麗さは比較にならない。

標準ケーブルの音とこのSHC-100FSの音の違いは、ビットレート128kbpsと256kbpsの違いほどのインパクトがある。サウンドの変化具合も、まさにそのような品質の変化で、瑞々しさと清らかさが全くの別物だ。プレイヤー付属のイヤホンで音楽を楽しんでいる人にとっては、音質劣化のボトルネックがイヤホンそのものにあるので、128kbpsの音も256kbpsの音も違いはないと思う。でもハイエンドヘッドホンを使い、ヘッドホンアンプなどを用いてしまうと機器の性能が音源のポテンシャルを上回り、128kbpsはそれなりに、256kbpsはそれなりに正しくサウンドを再生してくれる。そこで初めて、圧縮音源の音の悪さに気付くことになり、ビットレートの違いを体感することになる。

SHUREの中ではエントリー機に属するSE215だが、本体の所期能力はもっと上位にあったようで、サウンドスポイルの要因のひとつだったケーブルを高品質に換えることは、128kbps→256kbps相当の信号劣化を防ぐ効果があったことがわかる。ちょっと言い過ぎかもしれないが、SE215がパワフルなSE535のようになるのよ、マジで。SE515ってニックネームつけちゃおうかな。

SHC-100FSの名誉のために明記するが、音声信号を高品位に伝達するという仕事を確実に行なっているのは事実なので、当然S/N比も上がっているはずだし、周波数帯域のレンジも広がっているのは事実だと思う。ただ、その点を明確に指摘できるかは個人差があるだろうし、私には分からなかった。

繰り返しになるが、ケーブルを換えたからといって、低域が良く出る、特定の楽器の音がクリアに鳴る…といった、ピンポイントな効能が提供されるわけではない。リケーブルは音を劣化させるボトルネックの排除を目的とし、結果本来の音声信号により近づけることが出来る確かな手段であるだけのことで、サウンドを向上させる魔法ではない。

SE215に対しこのケーブルを買うべきかどうか…の前に、音源の上品質化を施すのが先決だと思うし、ポータブルアンプの購入の方が満足感は高いだろう。ただ、既にそのあたりはクリア済みであれば、標準ケーブルが最大のボトルネックになっている可能性は高い。他のヘッドホンを買い回すよりも、SHC-100FSの購入が一番の満足度を提供してくれる気がするし、ましてSEシリーズを複数所有しているようなお兄さんであれば、これは避けて通ってはいかんだろう。

最後にスペックを。「高級オーディオケーブルで使用されている導体素材であるPCOCC-Aやノイズに強くセパレーション特性を向上させる左右独立ツイストペアケーブル構造を採用することで、より広い帯域再生と高S/N、高解像度の再生を可能にしたケーブル」とのこと。

SE535を持っているのにSE215も買っちゃったジャンキーな貴兄へ、初めてのSE515の世界へいらっしゃい。

text by BARKS編集長 烏丸

・SAEC(サエク)SHC-100FS 0.8m 11,235円(税込)
・SAEC(サエク)SHC-100FS 1.2m 12,600円(税込)
・SAEC(サエク)SHC-100FS 1.6m 14,700円(税込)
販売開始日:2011年6月17日
対応機種:SHURE SE535、SE425、SE315、SE215
ケーブル導体:PCOCC-A
ケーブル構造:左右独立ツイストペアケーブル


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◆SHC-100FSオフィシャルサイト
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