Jan 08, 2009

家庭教師の適切なアプローチ

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 [ニューヨーク 17日 ロイター] バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は、今月25─27日にワイオミング州ジャクソンホールで開く経済シンポジウムで講演する。

 議長は昨年のシンポジウムで量的緩和第2弾(QE2)の導入を示唆。その後、株価は上昇基調をたどってきたが、ここにきて株価は急落。原油価格は値上がりし、雇用にもほとんど改善はみられない。

 長期金利は、景気悪化見通しを背景に低下。まるでQE2などなかったかのようだ。 

 市場では、景気の減速が続けば、FRBが追加の金融緩和に乗り出すとの観測が根強い。

 FRBは先週の連邦公開市場委員会(FOMC)で、少なくとも2013年半ばまで超低金利を継続すると表明。市場関係者を驚かせた。 

 ただ、量的緩和の効果を疑問視する声があり、議会ではFRBに対する風当たりも強まっている。今回のシンポジウムで量的緩和第3弾(QE3)が発表されるとの見方は少ない。 

 DAダビッドソンのストラテジスト、フレッド・ディクソン氏は「FRBはすでに2013年まで超低金利を継続すると表明して、世界を驚かせた」と指摘。

 「これは米経済の低迷が続くとの見方を反映している。ただ、金融・財政政策はあまり効果が出ていない。今回はQE3の発表はないだろう。もし発表があれば誰もが驚くはずだ」と述べた。  

 FRBの政策手段が尽きたわけでない。バーナンキ議長は、長期国債の買い入れや超過準備金利の引き下げなど、今後とり得る措置の詳細を説明している(詳細は[ID:nTK8966231]。 

 アトランタ地区連銀のロックハート総裁も、長期国債の買い入れで保有資産のデュレーションを長期化すれば、イールドカーブがフラット化し、住宅ローンの低利借り換えが可能になると指摘している。

 ただ金利はすでに低く、効果は限られるとの見方もある。

 30年債利回りが低下すれば、保険会社の資産・負債管理が難しくなるとの指摘も出ている。 

  <政治的な反発>  

 量的緩和が経済全体に及ぼした効果は、これまでのところ限定的だ。米経済は第2・四半期に急減速、景気後退のリスクもささやかれている。

 ロイターのエコノミスト調査によると、2011年の経済成長率の市場予想は1.7%と、FRBの6月時点の予測(2.7─2.9%)を大きく下回っている。

 FRBは6月で終了したQE2を含め、デフレ防止に約2兆3000億ドルを投じている。 

 アライアンス・バーンスタインのグローバル・クレジット部門責任者、アシシ・シャー氏は「QE2は国内市場の支援要因になったが、その一方で多くの資金が新興国や商品市場に流れた」と指摘。

 「原油を含め商品価格は上昇しており、消費者の購買力は実際には低下した」と述べた。 

 こうした事情を背景に、一部の政治家や有権者はFRBに対する批判を強めている。

 大統領選の指名争いで共和党の有力候補に浮上しているテキサス州のペリー知事は「(バーナンキ議長が)今から来年11月の選挙までの間にさらに紙幣を増刷すれば『背信行為』とみなす」と発言した。 

 カボット・マネー・マネジメントの債券ポートフォリオマネジャー、ウィリアム・ラーキン氏は、ペリー知事の発言は「滅茶苦茶」だとしながらも、「FRBに対する風当たりは強まっている。低金利政策の継続で、預金者が損をし債務者が得をする金融抑圧という言葉が、話の種になっている」と述べた。 

 量的緩和が一因とされるドル安も、問題を複雑にしている。ドル安は輸出にはプラスだが、輸入が割高になり、消費者の生活に悪影響を及ぼす。

 ドルは昨年8月のジャクソンホールのシンポジウム以降、主要通貨に対し11%下落している。 

 GFTフォレックスのリサーチ部門責任者、ボリス・シュロスバーグ氏は「FRBは経済ではなく、政治的な存在とみなされつつある。このため、政策運営は経済だけなく、政治的な面も考慮する必要が出てくる可能性がある」と指摘。

 「一部の人々の間でFRBへの信頼が低下するにつれ、これまで享受していた独立性も次第に失われていく」と述べた。 

 追加緩和に反対する声はFRB内部からも出ている。

 先週のFOMCで反対票を投じたダラス地区連銀のフィッシャー総裁は「米経済の足かせとなっているのは金融政策ではなく、不適切な財政運営だ」と指摘した。  

  <QE3への期待>   

 今後、追加緩和の必要性が低下する可能性も残されている。

 FRBの最新の上級融資担当者調査によると、銀行の融資基準は概ね緩和している。特に商業・産業向け融資の基準緩和が目立っており、この傾向が続けば雇用が増える可能性もある。

 ただ、サンアメリカ・アセット・マネジメントのシニアポートフォリオ・マネジャー、マイケル・チェア氏は、景気が悪化すれば、投資家はQE3を想定したほうがよいと指摘。

 「量的緩和には、経済繁栄の幻想を生み出す効果しかないが、私の仕事は幻想を取引することだ。追加緩和があれば、株に強気になる」と語った。火曜日のセックス4つの特徴をもっと詳しく

(Steven C. Johnson 記者;翻訳 深滝壱哉;編集 宮崎亜巳) 

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